声援が飛び交う馬の祭りは盛り上がるよ

先週末、念願だった城址公園の丘を越え、見学へ行ってきました。緑が広がる中、射手達は弓を持ち軽やかな蹄音を響かせながら、走路へ向かいます。

もうすぐ佐賀県の馬の祭りが始まる。スタート合図が出ると、まるで風をまとったように、駆け抜ける姿が眼前を過ぎ去り、体中に伝わる振動が胸を高鳴らせた。

観客からは期待に満ちた声援が飛び交い、的を狙い定める一瞬の静寂と、放たれた矢が射抜く音が濃密に交錯。

張り詰めた緊張感、これが佐賀県の馬の祭りならでは、大きな醍醐味かと。

会場からはずれたとこ立つ茶屋で、ひと息つきながら、甘い葛餅を口に運ぶと、透き通るような初夏の風が頬をなでた。

矢が命中した瞬間に響く喝采は、遠くまで余韻として残り、予想よりもスタジアムみたいな雰囲気がする。最後を終えた背中には、清々しい達成感が漂い、眺めながら深く息を吐く。

初めて味わった佐賀県の馬の祭りで味わう躍動は、思い出としてちゃんと刻まれ、また訪れる日を楽しみにしとく。魅力は色褪せずに、来年も私を誘うはず。